透明カップで混入防止
そこで使用したものが、この透明カップです。透明カップに割り入れることで、上、横、底からと全方位から殻の混入の有無を確認することができるようになりました。。
給食で「ピザ風ココット蒸し」という料理を提供することになりました。この料理は、喫食者分の紙カップを用意し、それぞれに一個ずつ卵を割り入れる作業があります。この際、気を付ける点は卵の殻の混入です。通常は、 ボウルに一度割って殻の有無を確認してから紙カップに移す工程を加え、混入防止策をとります。しかし、これでは 卵の下に殻があった場合、発見が困難になります。殻の混入を何としても防ぎたい!その想いで改善策を考えました。
そこで使用したものが、この透明カップです。透明カップに割り入れることで、上、横、底からと全方位から殻の混入の有無を確認することができるようになりました。。
「ピザ風ココット蒸し」は殻の混入0で提供することができました。上から見ただけでは気付かず、下から見た際に確認できた殻はなんと470個中10個もありました。
全体の2%ではありましたが、未然に取り除いて異物混入0という結果が得られたことを嬉しく思います。
実はこの卵の殻を透明カップで確認する⽅法は、以前別の学校で編み出されたものです。当社では各学校より⽣まれる“現場⼒”を会社全体で共有する仕組みがあります。現場⼒の取り組み報告書を共有することで、「これは⾃分の学校でも実践してみよう」などと全社⽔平展開されています。