最適な水量を計量
子どもたちが給食を食べ終わった後、私たちは食器等の洗浄を始めます。
シンクに洗浄液を作りますが、その水と洗剤の量は大体の目安で投入していました。
これでは作る人によって、使用量にバラつきが生まれます。シンク端から洗剤液が排水される事態も起こっていました。
そこで、1つのシンクに対して最適な水量と洗剤量が分かる道具を作製しました。
“水位はここまで”“洗剤はカップ何杯分”と誰でも正確に洗浄液を計りだすことができるようになりました。
普段行う業務に“無駄”となるものが潜んでいないか…
その無駄を一つずつ減らしていくことが、現場力を磨く第一歩であると考えました。
その取り組みをご紹介します。
子どもたちが給食を食べ終わった後、私たちは食器等の洗浄を始めます。
シンクに洗浄液を作りますが、その水と洗剤の量は大体の目安で投入していました。
これでは作る人によって、使用量にバラつきが生まれます。シンク端から洗剤液が排水される事態も起こっていました。
そこで、1つのシンクに対して最適な水量と洗剤量が分かる道具を作製しました。
“水位はここまで”“洗剤はカップ何杯分”と誰でも正確に洗浄液を計りだすことができるようになりました。
洗浄時は8つのシンクを使用します。以前は1つのシンクに水を約55L使用していました。1日に使う洗剤の平均使用量は約1800gでした。
取り組みを始めてからは、1つのシンクに使用する水を40Lに設定し、洗剤の使用量が約1200gとなりました。
水:55L - 40L = 15L 15L × 8シンク = 120L
洗剤:1800g - 1200g = 600g
水道料金の削減が達成されただけでなく、環境にも優しい仕組みが誕生しました。