葉隠勇進、福岡県学校給食料理コンクールで最優秀賞を受賞

公益財団法人福岡県学校給食会が主催する「令和5年度福岡県学校給食料理コンクール」にて、葉隠勇進が給食を提供する添田町立添田小学校が最優秀賞を受賞しました。

福岡県学校給食料理コンクールとは

福岡県学校給食料理コンクールは、同県内で学校給食を提供する栄養教諭等及び学校給食調理員の研さんに対する意欲の高揚に資することを目的に開催されています。学校給食を生きた教材として活用するために、地場産物を活用した特色ある献立についてコンクールを行うことで、学校給食の食事内容の充実と多様化を図ります。

葉隠勇進の調理員が調理した献立が最優秀賞を受賞

コンクール当日は添田小学校の給食現場で副責任者を務める林直子さんが調理を担当。福岡県内27チームの中から最優秀賞に選ばれました。

また、この献立は12月4日の給食で提供されました。

豚肉と野菜のりんご炒め、れんこんとさつまいもののり塩、
きのこたっぷり団子汁、間引き菜とじゃこのふりかけ、ご飯

・豚肉と野菜のりんご炒め

添田町にある英彦山の農園で収穫されたりんごを使用しました。生産量が少ないりんごですが、すりおろして使用することで、給食への活用が可能になります。

野菜は、緑のピーマンと赤く完熟したピーマン、なすを入れています。苦手な児童も多いピーマンは、食べながら2色の味の違いを比較できるようにすることで、関心を高めるという狙いがありました。

・れんこんとさつまいもののり塩

普段の給食で人気のメニュー「のり塩れんこん」に旬のさつまいもを加えました。れんこんとさつまいもを輪切りにして形を揃え、見た目も楽しめるように工夫しました。

・きのこたっぷり団子汁

団子は小麦粉と白玉粉をこねて、少し平べったく伸ばすようにして作りました。きのこと団子だけでなく、ごぼうや人参、鶏肉、油揚げも入れた具沢山の汁物です。

・間引き菜とじゃこのふりかけ

10月の短い期間にのみ入手できる、生育中に間引かれた大根の若菜を使用しました。普段の給食でも毎年提供している食材で、今回はじゃこと一緒に使用してふりかけにしました。

副責任者　林 直子さんのコメント

コンクール当日の調理担当は私1人でしたが、いかに効率よく作業できるか、彩りよく仕上げるためにはどのような切り方がいいかなど、現場のみんなも知恵を出してくれました。とても緊張しましたが、調理が始まると他のことが気にならないくらい集中できました。

最優秀賞をいただいたことは驚きましたが、今まで給食調理を頑張ってきた甲斐があったなと実感しました。これも栄養士先生の素晴らしい献立と、応援してくれた現場の仲間たちのおかげなので、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも安全・安心で、児童たちが笑顔でおいしく食べてくれる給食を、働く仲間と一緒に楽しく作っていきたいと思います。

こどもたちが“笑顔”になれる給食を

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