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シゴト×マインド座談会
「葉隠勇進の学校給食を全国に届けるために」
チームワークで取り組む企画開発メンバー

葉隠勇進 企画開発課 山岡 奈央さん×柳川 美希さん×横尾 早紀さん×山口 茉那さん


「葉隠勇進の学校給食を全国の子どもたちへ届けたい」。そのためには、自治体へのプロポーザルを経て調理の契約を結ばなければなりません。開発を担う企画開発のメンバーは、2021年度も膨大な数の自治体にアプローチをしました。その一つ一つの案件に対し、丁寧に提出書類を準備し、提案を行い、受託につなげる企画開発課は葉隠勇進を支える要です。 最高のチームワークで取り組む、若きエースの横尾早紀さん、柳川美希さん、山岡奈央さん、山口茉那さんに、開発を行う上での想いや工夫についてお話いただきました。

※対談は、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、マスク着用のうえソーシャルディスタンスに配慮して実施しました。

葉隠勇進 企画開発課メンバーのご紹介

――よろしくおねがいします。まず、みなさんの自己紹介をお願いします。


横尾 早紀さん(以下敬称略):はい、私は新卒で(葉隠)勇進に入社して。昨年度まで8年間現場にいて、今年度から企画開発に呼んでいただきました。


――じゃあ、初めて開発をされたんですね。


横尾:そうなんです。デスクワークさえしたことないし、パソコンも。やったことないとかいうよりやると思ってなかったみたいな。そんな感じでした。


柳川 美希さん(以下敬称略):柳川です。2017年入社の新卒入社で、5年間ずっと開発をやってました。


――企画開発チームでは一番の大ベテランですね!


柳川:いや歴だけ重ねて、あとはね、、みたいな(笑)


――いやいやそんなことは!(笑)山岡さんは中途で入られたのですよね?


山岡 奈央さん(以下敬称略):はい。2020年の7月に入りました。


――入社前はどんなお仕事をされていたのですか?


山岡:新卒で入社したのが地方銀行で。そこから食品の卸に。葉隠勇進は食品っていうつながりから。


山口 茉那さん(以下敬称略):山口です。昨年の4月に新卒で入社しまして、葉隠勇進の本配属になったのは10月からです。

2021年度、怒涛の繁忙期を振り返って

――今期も、葉隠勇進の学校給食を全国の子どもたちへ届けるために、多くの提案に取り組まれたということですが、印象に残っているエピソードを教えてください。



横尾:私は(異動して)初めて獲得できた案件が一番嬉しかったです。印象に残っているのは、中国地方で初めて葉隠が進出した案件ですね。正直受託を決めるのは難しいと思っていたので、嬉しいって言うより驚きみたいな。信じられないみたいな感じでした。


柳川・山岡・山口:(頷く)


横尾:やっぱり、このとき初めてチャレンジする自治体だったので、そういうところは一発で取れるのって難しくて。何度もアピールしていってようやくっていうイメージがあったんです。


――どういうところが評価されたのでしょうか?


横尾:前に校舎が水害で水浸しになったことがあったそうで、防災の部分の提案が高く評価されたっていう、意外なケースでしたね。自治体の求めていることを提案することの大事さがすごく身に沁みました。


――自治体によって刺さるポイントが違うのですね。やっぱり何回もチャレンジしてやっと受託ってなるのが多いですか?


柳川:そうですね。4回目でやっとっていうところもありました(笑)。そこは地元愛が強かったので、ソシオークグループの「社会と共生する樹でありたい」っていう営利目的ではない部分が良かったのかなと。


――提案のための書類や準備も大変ですよね。


横尾:はい。出さなきゃいけない書類も多いですし、ファイルに綴じて、インデックスをつけてと、細かいところもありますね。


――作業動線を表にまとめて提出するというのもあると聞きました。


山岡:4つくらい案件があるときに、作業動線図や工程表を作らなくてはいけなくて。時間がなくなってしまい、全部横尾さんに書いてもらうということもありました。


横尾:(苦笑)


柳川:私も前に、初めて民間委託化になる自治体のプロポーザルに参加したんですけど、そこでも提案書類の中に動線図・工程表を求められて。かなり限られた時間でちゃんとしたものを仕上げなきゃということで焦りました。

でも、そんなときに…天使(横尾さんを見て)が現れたんです!


横尾:えっ(笑)



山岡・山口:(笑)


柳川:時間がない中で、本当にきれいなものを…ありがとうございます! 動線図・工程表に限らず、やっぱり現場を知らないとできないことって、どうしても多いから、そこに今年横尾さんが来てくれたのが本当に心強かったです。


山岡・山口:(拍手)


横尾:いやいや(笑)鈴木社長のこだわりがすごくて。誰がどの作業に入るっていうことを工程表の中に書くんですけど、最初私が①②って〇をフリーハンドで書いていたんです。それを見た鈴木社長が「これ使って」って丸い定規をくれて!


柳川・山岡・山口:えー!!


横尾:①②の〇の部分まできれいにってこだわり抜きました。


丸定規で細部までこだわり抜きました


――こだわりですね。山岡さんは、提案時にポケットからケーブルが出てきたというエピソードがあったとか…(笑)


横尾・柳川・山口:(笑)


山岡:そうなんです(笑)。提案のときはスクリーン以外、ケーブルとかプロジェクターとか機材は全部持ち込みなんです。でも、プロジェクターに合うケーブルがすぐになくて。どうしよう!ってなって緊張しました。でも、多くのケーブルを持って行っていたので、順に出したらちょうど良いのがやっと!つながったのは4つ目くらいかな?



横尾・柳川・山口:(笑)


山岡:これどうですか、これどうですかって試していって、合ったらそこからは強行突破ですね。


――山口さんは、特に印象に残ったものってありますか?


山口:1月ぐらいに提案書を書いたんですが、その書類が通って、社内の会議で「山口さんが書いた提案書が通った」ってお話が出たみたいで。


横尾・柳川・山岡:おおー!


山口:私を採用してくれた方々から「提案書通ったんだね」って言っていただけて。他の同期からも。


横尾・柳川・山岡:(頷く)


山口:自分のやったことを周りの人が知ってくれる嬉しさを感じましたね。

葉隠勇進は「子どもたちの笑顔のために」学校給食をつくる

――学校給食に対する想いについてお話いただけますか?


柳川:そこの部分に関しては、鈴木社長の想いが大きく反映されていますよね。


横尾:あー、確かに。


柳川:コロナ禍になる前は、毎月全社員が集まる研修会をやっていたんです。鈴木社長が直接想いを伝える場面が結構多くて、自分もそれが好きで。そこでは、鈴木社長が「子どもたちの笑顔のために」って何回も何回もお話しするんです。

10年以上チーフをやっている方の中には「鈴木さんだからついていく」って言う人もいますし!


横尾:私は事業所で社員さん・パートナーさんたちと一緒に働いてきて、「こうしたら子どもたち喜んでくれそうだよね」と、パートナーさんからも意見がすごく出てくるっていうのをずっと感じていて。


柳川:本当に、、


横尾:例えば、ちらし寿司の具の型抜きをするとき、栄養士先生は「時間的に厳しければしなくても大丈夫ですよ」って仰ってくれていても、「子どもたちが喜ぶなら私たちやるよ」って、モチベーションが高い方がすごく多いですよね。

ヘルプで入ったところでも「子どもたちの思い出に残る給食」「子どもたちの笑顔のために」っていう想いがすごく根付いていました。


山岡:私も事業所へヘルプに行ってすごいと思ったのは、社員さんもパートナーさんも本当に子どもたちのために仕事をしているっていう意識があって、じゃがいもを切っていたときも「状態が良くない芋はちゃんと省いてね。」って一つ一つ丁寧に状態のチェックをしていました。


横尾:(頷く)


山岡:子どもたちのためにっていうモチベーションがこんなにもある会社ってあんまりないのかなって私は思っていて。他の会社さんは分からないんですが、本当に葉隠勇進の想いに共感して、葉隠勇進のことを好きでいてくれる人が多いです。プレゼンでも伝えている「情熱は他社に負けない」っていう言葉につながるのかな?



山口:私は本配属されるまでの勇進の研修が一番楽しい思い出として残っています!


横尾・柳川・山岡:おおー!


山口:やっぱりみなさんお一人お一人が「子どもたちのために」っていう想いを持っていて、それを全部仕事につなげているっていうのを感じて、その影響を受けて私も学校給食がどんどん好きになっていったかなって思います。


横尾:私も開発をやるようになって、現場の方々の毎日の努力が開発につながるというのをすごく身に染みて感じました。事業所の運営がうまくいっていると、その自治体のプロポーザルでも評価がすごく良いので、獲得につながるなーっていうのを感じます。

大好きなチームのために。大好きな葉隠勇進のために。

――忙しさを乗り切れた、みなさんのモチベーションは何だったのでしょうか?


横尾:何だろう…何で頑張れたんですかね、分かんないけど。モチベーションを保つっていうよりも、提案書を締め切り通りに出し終えたときの「出したー!」っていう達成感でちょっと身を軽くして。あと、みなさんがいるおかげで、何かあったときも話せるということはだいぶありました。ちょっと笑顔で「お疲れ様です」とか言われると「あー天使だー!」って(笑)


柳川・山岡・山口:(笑)


山岡:えー、私は本当に葉隠勇進のみなさんのことが大好きで、尊敬の念しかないので、この人たちを悲しませたくない!みたいなところです(笑)


横尾・柳川・山口:おおー!


山岡:ソシオークグループで「ATM&2P(明るく楽しく前向きに、誇りと情熱を持って行動します)」ってあるけど、実際大変だよなとか思いつつも、大好きなみなさんのために何ができるかって考えると、もうそれは締め切りまでに書類を出す、プロポーザルに参加して結果を出すしかないっていうのを自分に言い聞かせてやってきました。でも締め切りで追われていることのほうが多かったですね(笑)



柳川:この女神(山岡さんを見ながら)の後に言うのは恐縮ですが(笑)


山岡:(照)


柳川:新卒から事業所を見てきて「学校給食の仕事をする人って本当にかっこいい」と思っていて。、研修先や応援先のチーフ・社員さん・パートナーさんたちから、「ひと手間ふた手間」とか、「調理のひと工夫」に取り組む姿を実際に見せてもらったり、子どもたちや学校給食に懸ける熱い想いを直接聞いたり、そういうのを知れば知るほど、勇進の学校給食が大好きになっていって。

「事業所の方が日頃こんなにたくさん丁寧に仕事してくださっているのに、自分の至らなさや甘えで『勇進ってこの程度なんだ』って自治体に思われるのはやだな」って。


横尾・山岡・山口:(頷く)


柳川:そういう反骨心で、もっと葉隠勇進の学校給食の良さを知ってもらいたいっていう想いが、モチベーションになっています


山口:私は今までのみなさんの話の良いとこ取りみたいなんですけど、まず企画開発のみなさんに会えるのを楽しみにして出社しているっていうのがあります!(笑)いつも優しい言葉をかけていただいて。質問した時にみなさんがすごく優しく答えてくださるのが嬉しくて、特に横尾さんに質問しに行くのが個人的に好きなんです。それで質問しに行っちゃうみたいなところはありました。


横尾:(笑)


山口:あと、山岡さんに「つらいときは私に言ってくれて良いんだよ」っていう言葉を頂いたんです(泣)


横尾・柳川:わー、、


山口:(涙目で)柳川さんにもずっと助けていただいて、、すごい丁寧に答えてくださるので、私「こういうときってどうすれば良いですか?」ってよく聞いちゃうんですけど、そういうときいつも「今回はこうだからこうやってみよう」って具体的に教えてくださるので、それがすごくありがたくて。(柳川さんを見て)ありがとうございます!


柳川:(照)


山口:あと、十何年もその事業所で勤めてきたパートナーさんが退職されるというときに、事業所までお邪魔させていただいたんですが、事業所のみなさんが全員で「お疲れさまでした!」って送り出していて。その退職されるパートナーさんが泣きながら「ここで働けて良かった」って言っているのを間近で見たので、そういう場所を守る仕事をさせてもらっているんだな、、と思いました。


――企画開発のみなさんがチームワークが最高ということが伝わってきました。「葉隠勇進の学校給食を全国の子どもたちへ届けたい」という想いの大本の部分が分かった気がします。長い時間お話しいただきましてありがとうございました。


全員:ありがとうございました。

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